小笠原邸のキッチュ
連休のいち日を、河田町・小笠原邸にてランチと洒落る。
母がその母から持たされた縮緬の白生地を、母好みの渋めのレンガ色で型染し、白の小花を浮かせた小紋。
昨年母から譲り受けて、軽い食事や観劇に重宝している。
スパニッシュな邸宅の佇まいに、狙い通りはまった。
生成り地にインディカ風模様が織り込まれた渡文の帯に、
祖母の形見の金茶の漆の帯留を、生成りの細紐で締める。
グラナダの熱い陽射しを彷彿とする、春の強い紫外線に、白の効いた和服が、キッチュになじんだかんじ...かな。
ヌーベルスパニッシュといった風情のコース料理は、伝統的なスペイン料理のイメージをベースにした全くのオリジナルで、それを懐石風にひと皿ずつ、美しく小さく、並べる。
素材を複雑に組み合わせ、様々な調味料で楽しむのだけれど、太陽の恵みを一杯浴びた健康的なスペイン料理を、ガッツリ頂く方が、私の性には合っている。
そうだ、明日、土鍋を使ってパエリアを作ろう




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